説明するまでもなくレッチリとはレッド・ホット・チリ・ペッパーズ。
全世界でのトータルセールスが8000万枚を超える世界的ロックバンドです。
今回はそんな2012年にロックの殿堂入りを果たしたレッチリの9人の歴代ギタリストについて見ていきましょう!
初代
ヒレル・スロヴァク
ユダヤ系アメリカン
活動期間 1983年以前、1985~1988年
画像出典元:Wikipedia
ほかのバンドWhat is Thisを掛け持ちしていたため脱退期間がありましたが、セカンドアルバムから復帰しました。
のちに4代目ギタリストとなるジョン・フルシアンテが少年時代に敬愛する存在です。
1988年ヘロイン摂取過多により26歳の若さで亡くなっています。
アンソニーやフリーの親友で、いじめられっ子で性格が暗かったフリーにロックラジオのチャンネルを教え、ベースをイチから教えました。
2代目
ジャック・シャーマン
活動期間 1983~1985年
画像出典元:Discogs
ヒレル・スロヴァクがレコード会社を移籍したときに行われたオーディションにて加入しました。
アンソニーに言わせると「テクニックはあるけどオタクなギタリスト」だそう。
アンソニーやフリーとは気性が合わずケンカが多かったようですね。
神経質な振る舞いがパンク精神に欠けているとしてアンソニーらと反りが合わなかったとのことです。
ロックミュージシャンってアバウトな印象ですがなかには神経質な人もいるんですね。
3代目
デュエイン・ブラックバード・マクナイト
活動期間 1988年~1989年
アフリカ系アメリカ人で黒人のギタリスト
画像出典元:DixiefunkLab
ヒレル・スロヴァクが亡くなったあとに加入しました。
4代目
ジョン・フルシアンテ
活動期間 1988~1992年、1998年~2009年、2019年~現在
画像出典元:cinra
ジョンはアンソニーとフリーよりも8歳年下です。
少年時代からヒレル・スロヴァクを尊敬し音楽に対する追求心も強かったよう。
年齢が離れていることもあり、かわいい弟キャラだったためバンドも馴染むのが早かったとのこと。
亡くなったヒレル・スロヴァクの代役として18歳でバンドに加入しました。
しかし1992年日本でのツアー中に突如帰国してしまい、そのままバンドを脱退します。
その後しばらくドラッグとウツで苦しんでいましたが、リハビリを経て薬物依存を克服しバンドに復帰しました。
ジョンはこの薬物依存の時期も「自分が生まれ変わるために必要だった」と語っています。
復帰後はフリーが嫉妬するほど才能を開花させました。
しかし今度は多忙のためエンタメビジネス環境との折り合いに疲れてしまったようです。
ライブのステージ裏でアンソニーとジョンが口論になることも多く、
「いくら何でも人気が出すぎた、こんなのは求めていなかった」と嘆いていたそう!
人気が出すぎて嘆くとは、ジョンは本当に音楽が好きだということが伝わってきますね。
その後2009年に「自らの音楽的な志向を追い求めたい」としてメンバーの理解を得て円満に脱退しました。
ジョンの存在が大きかったため、脱退が決まった時点でフリーは「解散しようと思っていた」とのこと。
2019年には二度目の復帰が発表されました。
ジョンフルシアンテの使用しているギターについての記事はコチラ↓
5代目
ザンダー・シュロス
活動期間 1992年
ワールドツアー中のレッチリがオーストラリア公演にむけて迎え入れました。
なんと音楽性の違いから4日で解雇されています!
そのあたりのことって加入前に分からないものなのでしょうか?
現在は映画俳優やベーシストとして活動しているようですね。
6代目
アリク・マーシャル
活動期間 1992~1993年
画像出典元:Wikipedia
1992年ベルギー公演から1993年のロサンゼルス公演まで参加しています。
7代目
ジェス・トビアス
活動期間 1993年
アリク・マーシャルの脱退後に加入しました。
1週間だけ在籍していました!
短いですけど4日の人に比べたら長いですね。
8代目
デイヴ・ナヴァロ
活動期間1993~1999年
画像出典元:NME
メタル系ギタリストらしいラウドでタイトなサウンドが特徴です。
また繊細さも兼ね備えていました。
ドラムスのチャド・スミスと仲良しだったようですね。
アルバム1枚とツアー参加のみして、音楽性が違うことを理由にバンドを脱退しています。
9代目
ジョシュ・クリングホッファー
活動期間 2010年~2019年
画像出典元:Wikipedia
ジョシュはアンソニーやフリーより17歳年下です。
ジョンのソロアルバムで多くの曲を共同作業してきた実力者でマルチプレイヤーとして活躍。
2007年ステイディアム・アーケイディアム・ツアー途中からサポートミュージシャンとして参加しています。
2009年に脱退したジョンに代わりギタリストとなりましたが、2019年にジョンの再度復帰が発表され脱退します。
世間の声
レッチリの歴代ギタリストのなかで誰が一番好き?という質問に対する世間の声です。
やっぱりジョン・フルシアンテ、あの独特の枯れたギターや美しいコーラス、音楽に対する情熱も神!とくに復帰後が好き!
ジョン・フルシアンテ!このバンドを新次元まで押し上げた功労者です。
ジョン・フルシアンテ!生き様がプレイに表れているから
ジョシュ・クリングホッファーです。ニューアルバムでジョシュの演奏を聴いてまるで新品のギターを弾いているような瑞々しさを感じました。キャリアも十分で安定期に入ったレッチリに新たな音楽性をもたらしてくれると期待しています。
ジョン・フルシアンテがとくに人気のようですね!
まとめ
レッチリの歴代ギタリストは9人いて、2024年現在のギタリストはジョン・フルシアンテです。
初代のヒレル・スロヴァク、
4代目のジョン・フルシアンテ、
9代目のジョシュ・クリングホッファー
がとくにキーとなっているようですね。
ギタリストが安定しないことに対してアンソニーは「誰もヒレルの穴を埋められないから」と語っています。
初代ギタリスト、ヒレルの存在が相当大きかったんですね!